Office|アプリが重い・起動しない…そんなとき、まず試したい3つの方法
- NAKA
- 7 日前
- 読了時間: 4分
WordやExcel、OutlookなどのOfficeアプリが起動しない、動作が遅い、突然フリーズする──そんな不調が起きると、業務に支障をきたしてしまいます。

よくある症状とその原因、そして自分でできる基本的な対処法をご紹介します。
・・・INDEX・・・
■ 主な対処方法
Officeアプリは、業務に欠かせないツールのひとつです。動作が遅い、起動しないといったトラブルが発生すると、業務に大きく影響します。
まずは原因を把握して、できるだけ早く対応するのがポイントです。
特にMicrosoft 365はTeamsやOneDriveとも連携しているため、アプリが不安定になると業務全体に影響します。そこで、自分でできる基本的な対処法をご紹介します。
■ よくある症状とその原因
Officeアプリの不調時は、症状ごとに原因を整理すると対処がスムーズです。主な症状と原因を以下にまとめました。
よくある症状 | 主な原因(補足含む) |
アプリが起動しない | アップデート不具合、プログラム破損 |
起動するが動作が重い/フリーズする | メモリ不足、セキュリティソフトの干渉 |
ファイルを開くと固まる | ファイル破損、OneDriveとの同期不良 |
Outlookでメールの送受信ができない | 接続エラー、プロファイルの不整合、 アカウント認証の不具合 |
■ 主な対処方法
OfficeやMicrosoft 365が遅い、またはWordや Excel などの アプリが正しく動作しない場合に、まず試してみてほしい基本的な方法をまとめました。ぜひ参考にしてください。
| パソコンを再起動する
基本的な対処ですが、まず試したいのはパソコンの再起動です。
再起動によってメモリがリフレッシュされ、問題が解消することがあります。
⚠️ 注意点
必ずシャットダウンして、10秒くらいおいてから起動を行ってください。
メモリをリフレッシュすることで、改善することがあります。
| Officeアプリを更新する
再起動でも改善しない場合は、Officeの更新を試してみましょう。
Officeを最新版にすることで、不具合が解消される可能性があります。
更新手順
⒈ Officeのアプリ(Word、Excel、Outlookなど)を開く
⒉ 上部メニューの「ファイル」タブを選択し「アカウント」をクリック
⒊「更新オプション」をクリックして「今すぐ更新」を選択
⒋ 完了して「最新の状態です」と表示された後に、パソコンを再起動する

| Officeアプリを修復する
Windows パソコンには、Officeアプリを修復する機能が用意されています。
動作が遅い、頻繁にフリーズするような場合には修復を試してみることをおすすめします。
⚠️ 修復作業を始める前に、すべてのOfficeアプリを終了してください。
アプリが開いたままだと修復に失敗する可能性があります。
修復方法は2通りあります。
📒 方法1: コントロールパネルから修復する
⒈ Windowsの「コントロールパネル」を開く
Windowsキー+R →ファイル名を指定して実行画面で「コントロール」と入力してOK
⒉「プログラムと機能」を選択

⒊ 一覧から「Microsoft Office ◯◯ – ja-jp」を右クリックし「変更」を選択

⒋ 「クイック修復」または「オンライン修復」を選択して実行

💡修復が完了した後、コンピューターを再起動する必要があるかもしれません。
📒 方法2: 設定画面から修復する
⒈ スタート →「設定 ⚙️」→「アプリ」→「インストールされたアプリ」へ進む
⒉ インストールされているアプリの一覧から「Microsoft Office ◯◯ – ja-jp」または「Microsoft 365 – ja-jp」を探し、右側の「⋯」→「変更」をクリック
「ユーザーアカウント制御」画面が表示されたら「はい」をクリック

⒊「クイック修復」か「オンライン修復」を選択し、画面の指示に従って進める
修復完了画面が表示したら「閉じる」をクリックして完了
📒 補足
クイック修復 :短時間で完了しますが、効果が限定的です
オンライン修復:時間はかかりますが、より確実に不具合を解消できます
(インターネット接続が必要)
Officeアプリの不調は、ちょっとした対処で改善することもあります。
まずは今回ご紹介した3つの基本対処を試して、業務への影響を最小限に抑えましょう。
それでも解消しない場合は、社内の情報システム部門や Microsoft サポートへの相談をおすすめします。