ご存じですか?キーボードとマウスは常に手で触れているため、汚れや汗・皮脂やホコリなどで思ってる以上に汚れていて、恐ろしい数の雑菌が繁殖しているそうです。怖いですね。
キーボードもマウスも毎日触るものだからこそ、意識して定期的にキレイにしましょう。
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■ マウスのお手入れ
■キーボードのお手入れ
キーボード表面の汚れは手あかや汗・皮脂が主な原因です。またホコリや繊維、飲食による食べカスなどがキーボードの隙間に入り込み、接触不良など不具合の原因にもなります。
基本的なお手入れ方法と、キートップを外せる場合のお掃除手順もご紹介します。
| キーボードの掃除に必要なアイテム
機器専用以外にも身近なものでお掃除ができます。100均などでも入手可能です。
エアダスター(隙間の汚れを吹き出す)
綿棒やつまようじ、ハブラシなど(あると便利)
アルコール入り 除菌ウェットシート
不織布・マイクロファイバーのクロスなど
| 単体のキーボード 基本のお手入れ
単体のキーボードは、裏返して叩くだけでもかなり汚れを出すことができます。
➊ キーボードの電源をオフして作業開始(誤動作防止)
➋ 裏返してパンパンと軽くたたいてホコリや汚れを出す
➌ 隙間の汚れを取る(クリップやブラシなどを使う)
エアーダスターで隙間のゴミを吹き出せばスッキリ!
➍ 除菌ウェットシートで表面の手垢をきれいにふき取る
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キートップを外しにくい・外せない場合
キーを外しにくい・外せない場合は、そのままで基本のお手入れ方法を行ってください。
無理にキーを引き抜くと故障の原因になります。
キートップを外せる場合
キーを外せる場合は、垂直に引っ張って外す、またはマイナスドライバーなどをキートップの引き抜きに代用してください。無理に引き抜かないで慎重に取外しを行いましょう。
無理に引き抜くと、キートップ裏の爪が折れてはめ込みできなくなることもあります。
戻す時のキー配列に注意が必要なので、汚れの酷い部分のみキートップを外してお掃除する
など状況に合わせて進めてください。
⒈ キーボードの写真を撮ってから作業する(戻す時のキーの配列確認のため)
⒉ キーボードからキートップを外す(無理に外さないように)
3. キートップの表面を除菌シートで拭き、クロスなどでふき取る
裏面は綿棒でふき取り、またはエアダスターでホコリを吹き飛ばす
⒋ キーボード本体の汚れをエアダスターで吹き飛ばす、除菌ウェットシートで拭く
⒌ キートップをキーボードにはめ込む(元の位置を確認)
| ノートパソコン用 キーボードのお手入れ
ノートパソコンの場合、汚れが付着すると本体の熱でさらに蓄積しやすくなります。
➊ ノートパソコンの電源をオフ(故障防止のため)
➋ キーとキーの間や隙間の汚れを取る(ハブラシやつまようしなどでかき出す)
➌ エアーダスターで隙間のゴミを吹き出す
➍ 除菌ウェットシートでノートパソコンのキーボードを優しくふき取る
ノートパソコンのキーボードは、破損しやすいので取外しはおすすめしません。
キーボードは強く押しすぎないようにご注意ください!
ノートパソコンは閉じることでモニターにも汚れが付着するのでお掃除が必須です。
■マウスのお手入れ
マウス表面の汚れは主に油分を含む手垢汚れとホコリ、裏面はデスクの汚れやホコリです。油分を含む汚れはアルコールで溶かせるので「除菌のできる」ウェットシートなどできれいにふき取りましょう! 目に見える範囲の汚れが落ちれば大丈夫です。
| マウスの掃除に必要なアイテム
身近なものでお掃除ができます。100均などでも手可能です。
アルコール入り除菌ウェットシート
エアダスター、つまようじや綿棒など
| 光学式・レーザー式マウスのお手入れ
裏面のセンサー部分は精密機械であり壊れやすい部分なので注意が必要です。
➊ マウスの電源をオフ
➋ 除菌ウェットシートで表面の汚れをきれいにふき取る
➌ クリックボタン部分の溝は、つまようじなどで汚れをかき出す
エアダスターで詰まっている汚れを吹き飛ばす
➍ マウスの裏側のほこり・汚れはウェットティッシュでふき取る
センサー部分は壊れやすいので優しく行う
| ボール式・トラックボール式マウスのお手入れ
裏面にボールを装着させているため構造上、汚れがたまりやすいです。
➊ マウスの電源をオフ
➋ マウスに装着されてるボールを外し、ローラー部分のホコリを取り除く
➌ 除菌ウェットシートでマウス全体とボールの汚れをきれいにふき取る
➍ クリックボタン部分の溝は、つまようじなどで汚れをかき出す
■モニターのお手入れに除菌シートはNG!
お掃除のついでにモニターも拭きたくなりますが、ほとんどの除菌シートにはアルコールが含まれているのでモニターは拭かないでください! アルコールや研磨剤で表面のコーティングを痛めたり、擦り傷などでモニターが見づらくなる可能性があります。
モニターは不織布やコットン、マイクロファイバーのクロスで優しく拭いてください 。
痒いところに手が届くマニュアルで、いつも楽しみにしています。