ExcelやWordで誤って上書き保存した、保存前にアプリを閉じてしまった、ファイルが破損して元に戻したい、そんな時は「バージョン履歴」という機能で復元できます。
更新前のデータを確認したいときや、共有ファイルでメンバーがそれぞれ入力する場合など、履歴が見れると更新時間や内容が確認できるので、修正もしやすくなります。
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■機能を使うにはOneDriveの同期が必須条件
「バージョン履歴」を使うには、自動保存の設定を有効にして作業中の編集履歴が自動的に保存される必要があるので、OneDriveと同期されていることが条件です。
OneDrive同期中で、デスクトップまたはドキュメントにデータが保存されていないと「バージョン履歴」が表示されないので、確認が必要です。
| 同期の確認
ファイルがOneDriveと同期しているかを確認するには、ここを確認!
■OneDriveへ同期されていないファイル
作成済みファイルで「自動保存」がオフの場合は「バージョン履歴」機能の対象にならないのでOneDriveへの保存が必要です。
| 作成済みで同期されていないファイル
ファイルをOneDriveと同期しているフォルダへ移動するだけで、簡単に同期ができます。ファイルを同期しているフォルダに移動して、開いて自動保存がオンにかわっていることを確認してください。(自動保存がオフの場合はオンに変更してください。)
| 新規作成ファイル
新しいファイルの作成は、OneDriveに同期しているフォルダに名前を付けて保存し、ファイルを開いて自動保存がオンになっていることを確認してから作成すると安心です。
自動保存がオンになっていない場合は、以下手順で変更してください。
①ブックの「ファイル」タブを開く →「情報」をクリック
②「バージョン履歴」をクリック → j自動保存がオンになる
③表示した画面のOneDriveアカウントをクリック ➔ これで自動保存がオンになる
📌 いざという時に復元できるよう、OneDriveと同期しておくことをお勧めします。
■バージョン履歴から上書き前のデータを見る
Excelを例に説明します。上書き保存してファイルを閉じてしまった場合の復元方法です。
| ファイルを開いて履歴を見る
① 該当のファイルを開き、画面上部のブック名をクリックする
➔ ファイル詳細が表示されるので、一番下の「バージョン履歴」をクリック
② 画面右側にバージョン履歴の一覧が表示されるので、データの更新日時の一覧から確認したい日・時を選択して「バージョンを開く」をクリックしてください。
更新者名と日時が表示されるので探しやすい
作業中のファイルとは別ファイルでブックが開くので安心です。
内容を確認して戻したいファイルであれば「復元」をクリック すると上書き保存される、誤っていた場合は同じ手順で別ファイルへ復元ができる
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