Bluetoothは近距離で無線通信を行い、障害物があっても通信が可能です。USBとは違い機器同士で使用するための設定（ペアリング）が必要です。Windows での設定・接続について紹介します。
パソコンと、キーボードやマウスなどを無線接続するために機能の確認も必要です。
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■Bluetooth機能の搭載を確認
Bluetoothデバイスと接続できるのは、Bluetooth機能が搭載されているパソコンに限ります。まず、Bluetooth機能が搭載されているかを確認してください。
❚ Bluetooth機能を確認
ノートパソコンは購入時から機能が搭載されているようですが、デスクトップは機器により機能がない場合もあるようです。どちらの場合も、まず確認が必要です。
➊ スタートボタンを右クリックしてメニューを表示 ＞ 「デバイスマネージャー」を選択
❷ 「デバイスマネージャー」のなかに「Bluetooth｣の項目があれば、基本的にパソコンにBluetooth接続は可能と判断できる
■Bluetooth接続方法
Windows10とWindows11では少し画面が違いますが、接続手順は同じです。
➊ ホーム画面から「スタートボタン」をクリック ＞「設定」を選択
❷「Bluetoothとその他のデバイス」を選択
➌「Bluetooth」がオンになっていることを確認する、またはオンにする
➍「＋ Bluetoothまたはその他の機器を追加する」をクリック
❺「デバイスを追加する」画面でBluetoothを選択
❻ここで、接続するBluetooth機器のペアリングを行う
➐ ペアリングを行った機器が表示されたら選択して「完了」をクリック
Windows11の場合は―
ペアリングした機器が別の画面でポップアップ表示するので「接続」をクリックし、接続されたことを確認する
❽ 接続されているBluetooth機器を確認
■ マウス・キーボードのペアリング方法
❚ マウスのペアリング
接続したいBluetoothマウスをペアリングモードにする手順の一例です。
Bluetoothマウスに電池を正しく入れ、電源スイッチをON
マウスの裏側にあるペアリングボタンを3秒間長押しして、接続を待つ
マウスが検出されるとデバイス名に表示されるので、選択して「完了」をクリック
「接続済み」になっていることを確認 ➔ マウスが使用可能になる
※マウスによってペアリングの操作が異なるので使用機の手順を確認してください。
❚キーボードのペアリング
接続したいBluetoothキーボードをペアリングモードにする手順の一例です。
Bluetoothキーボードに電池を正しく入れ、電源スイッチをON
キーボードのペアリングキーまたはボタンを長押しして、接続を待つ （例：Fn+tabキーを3秒長押し、ペアリングボタン長押しなど）
デバイス名にキーボード名が表示されるので、選択する
ランプが消灯し「接続済み」の表を確認 ➔ キーボードが使用可能になる
※キーボードによってペアリングの操作が異なるので使用機の手順を確認してください。
❚ 正しく設定が完了しない場合
＞接続中に「追加できませんでした」等のエラーが、表示される
パソコンに接続されている周辺機器類の干渉が原因となっている場合があります。接続がうまくいかない場合は他の接続機器を外し、再起動してもう一度お試しください。
＞「接続済み」が表示されない
再度、上記「Bluetoothの接続方法」の ➊～➐を行ってみてください。
■ 使用中に接続ができなくなった場合
使用中にBluetoothの接続が切れて使用できない場合は、以下を行ってみてください。
➊ 機器名をクリックして「デバイスの削除」を選び ペアリングをリセット
❷「デバイスの追加」を実行
「デバイスを追加する」画面で「Bluetooth」を選択
➔ マウス・キーボードの電源をオフオンし、ぺアリング (ボタンを押すまたはキーを押す）➔ 表示する機器名を選択して接続
Bluetooth機能が搭載されていない場合
機能が搭載されていないパソコンでも「Bluetooth USB アダプタ」などを購入して追加し、パソコンの Bluetooth をオンにすればBluetooth 接続機器が使えるようになります。