毎日使うiPhoneも日常的に適切な使い方を意識すれば、バッテリーの劣化を防いで長持ちさせることができます。
できることからはじめてバッテリー劣化を防ぎましょう。
⚠ バッテリーの耐用期間を伸ばすには
■充電しながらの使用はなるべく控える
スマホを充電しながらの操作は、バッテリーへの負担を高めてしまいます。
バッテリーは充電中に高温になりやすく、充電しながらの使用はバッテリーに負担をかけて劣化の原因になります。充電中はできるだけ使用を控えるようにしましょう。
■充電残量が20%になるまでに充電する
充電は、残量が20%になるまでに行うことで、ダメージを予防できます!
バッテリーに使用されているリチウムイオン電池の性質で、残量が少なくなってから充電すると、高速充電によってバッテリーが劣化してしまいます。残量が20%~80%の間で充電を行うとバッテリーの劣化予防になります。
■充電完了後はなるべく早く充電ケーブルを外す
充電プラグを装着したままだとバッテリーに負荷がかかります。
充電ケーブルに接続したまま退勤される場合もあると思いますが、なるべく休憩時間や自席にいる間に充電を行い、ケーブルを外せるように意識してみてください。
USB-C電源アダプタ(20w) 使用だと、高速充電で30分でもある程度充電が可能です。
また、次に紹介する「バッテリー充電の最適化」の設定を確認してください。
■「充電の最適化機能」はオンを確認
iPhoneには「充電の最適化」という機能が搭載されています。
最適化充電がオンだと充電が80%に達した時点で、その後の充電スピードを自動的にゆっくり充電に切り替えてくれるため、バッテリーへの負担が最小限に抑えられます。
| 設定・確認方法は、iPhoneの設定アプリから
設定 ➜ バッテリー ➜ バッテリーの状態 ➜ バッテリー充電の最適化 をオンにする
| 「最大容量」で自分のバッテリーの状態を確認するには
新品時と比較したバッテリー容量の基準で、使用とともに少しずつ減っていきます。
経年劣化が進むにつれて充電可能な容量が低下し、1回の充電で使用できる時間が短くなっていきますが、85%前後までなら使用に問題はありません。
■極端な周囲温度は避ける
◉極端に寒い、または熱い場所での使用や充電
◉直射日光が当たる場所、高温になる場所(車の中など)へ置いておくなど
Appleが推奨している適応温度は0~35度とされています。気温の上昇や業務環境もあるため困難な場合もありますが、充電する場所や置き場所にも気をつけてみてください。
極端な温度環境にiPhoneを置くことはバッテリー劣化の因となり、一回の充電で駆動できる時間が通常よりも短くなります。
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