名前や会社名、特定の地名、または頻繁に使用するフレーズの「短縮読み」を登録することで、入力時に候補として表示され、入力作業を効率化する「ユーザー辞書ツール」を使用していますか?
登録しておけば便利なツールですが、パソコンを交換したり同じ設定で別の機器を使用する場合は、辞書の移行が必要になります。
・・・INDEX・・・
■ユーザ辞書って?
「お」と入力すると、「お疲れ様です」や「お願いします」といった候補が表示されます。また「個有名詞」や特定の地名、頻繁に使用するフレーズの「短縮よみ」、難読な人名などを登録しておくことで、入力を短縮し、効率化することができる非常に便利な「ユーザ辞書ツール」です。
以前の記事で登録手順をご紹介したので、すでにご利用中の方もいらっしゃると思います。
(こちらのリンクから登録手順をご覧ください)
入力ミスを防ぎ、入力時間を短縮するなど、非常に便利な機能です。
■現在のパソコンでユーザ辞書ツールのデータを保存
①画面右下にある「あ」「A」と表示されているIMEオプションを右クリックし、「単語の追加」を選択する
②「単語の登録」ウィンドウの左下にある「ユーザー辞書ツール(T)」をクリック
③「ツール」 > 「一覧の出力」をクリック
④ ファイルの種類が「Microsoft IME形式テキスト (*.txt) 」 になっていることを確認
➔ OneDriveで同期をとっている方は、デスクトップに保存しておけば大丈夫です。
(社内ではOneDriveでの同期をとっているので、こちらで大丈夫です)
➔ OneDriveを未使用の方は、USBメモリーなどに一時的に保存してください。
■新しいパソコンでユーザ辞書ツールのデータを取り込み
① データを保存する際と同様に、画面右下のタスクバーにある「あ」「A」のアイコンを右クリックし、「単語の追加」を選択後、「単語の登録」画面左下にある「ユーザー辞書ツール(T)」をクリックする
②「ツール」 > 「テキストファイルからの登録」
③ 保存した単語一覧があるテキストファイルを選択し「開く」をクリックする
(USBを使用の場合:デスクトップを開いて表示される「USB」から取りこむ)
④ 出力したテキストファイルを選択し「開く」をクリック後に表示される画面で「完了」をクリックする。データに問題がない場合、内容が取り込まれユーザ辞書の表示を確認した後に終了する。
| ④ でファイルが表示されない場合(OneDriveで同期の方)
デスクトップに保存し、OneDriveで同期しても出力したテキストファイルが見つからない場合は、タスクバーからエクスプローラーを開き、OneDriveに同期されているフォルダを探してください。ファイルがそこにあるか確認した後、任意のフォルダにファイルをコピーして貼り付け、「開く」を選択すると移動できます。
内容を取り込んだ後は、ユーザー辞書の表示を確認して完了します。
📍ユーザー辞書に登録することで、難しい文字や特殊な読みを持つ人名、地名、社名なども入力候補として表示され、入力作業の効率が向上する便利なアプリです。
パソコンの交換や、別のデバイスへの設定時には、この移行手順を参照して、積極的に活用していきましょう!
Comments