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執筆者の写真NAKA

[PDF]PDFの編集 -Acrobat Reader 無料版でできること

更新日:6月4日


依頼書や申込書、連絡書などPDFファイルを使う機会が多い毎日、PDFの書類にちょっと文字を入力して編集したい場合には、ほぼ Acrobat Reader (無料版)で対応可能です。

Acrobat Reader (無料版)を活用してできる方法をご紹介します。



・・・INDEX・・・

Acrobat Reader (無料版)でできること

 

Acrobat Reader (無料版)でできること


| ツールを使ってPDFファイルの編集や入力

Acrobat Readerは、PDFの閲覧・注釈や編集ができる無料のソフトウェアです。
無料版で編集や入力に使用できる主なツールはこちらです。

●コメントを追加  ●入力と署名  ●スタンプを追加 



| Acrobat Readerでできること


テキストの選択とコピー

PDFのテキストを選択してコピーし、他のアプリに貼り付けて利用できます。


コメントの追加と編集

コメント挿入やテキストの入力、ハイライトや下線などの文字装飾などもできます。

「テキストコメントの追加」機能を使うと、PDFの定型文書にテキストの挿入がでます。


入力と署名

テキストの挿入、文書へ✅や✕、線付きテキストボックスなどのツールが挿入できます。


スタンプを追加

既定のスタンプや、電子印鑑(認印)などを作成して追加できます。


PDFを保存する、または再度PDFにする

編集が完了したら、その時点で変更は保存されます。




PDFの編集をしてみよう

では、PDFの編集方法をご説明します。最新バージョンの表示画面でご紹介します。


| 「コメントを追加」を使う


コメントを追加:コメントをポップアップで挿入

・テキストコメントを追加を使って文字を入力すればフォント/文字サイスの変更ができる


「コメントを追加」のツールバーと選択ツール

PDFファイルを開き、すべてのツールから「コメントを追加」ボタンをクリック、ツールバーの「コメントを追加」をクリックすると選択ツールが表示します。


 

「コメントを追加」を使ってポップアップでコメントを挿入

ツールから「コメントを追加」を選択すると黄色いマークが表示し、画面右のコメント欄にコメントを力できる。黄色いマークをマウスオーバーすればポップアップでコメントが表示される。訂正の依頼や指示などのコメントに便利。



「テキストコメントを追加」を使って文字を挿入

ツールバーより「コメントを追加」をクリックし「テキストコメントを追加」を選択


テキストを追加したい場所でクリックすると、フォント・サイズ・色などの設定ツールが表示するので設定して文字を入力する。設定の変更は、文字を選択してから行わないと反映しないので注意が必要。設定ツールの再表示は枠内でダブルクリックすると表示する。


テキストの枠や塗りつぶしの設定を行うには、枠内で右クリックして、メニューから「プロパティ」を選択するとテキストボックスのプロパティ画面が開く。


設定画面で、スタイル:プルダウンより「境界線なし」を選択すると枠線が消える。

塗りつぶしについては入力項目によってあり/なし、色を設定する。




| 「入力と署名」を使う


「入力と署名」のツールバーと選択ツール

ここでは主に「テキストを入力」「」「×」などや、入力フォームの選択ボックスに✅を入れたり、〇で選択肢を囲ったり消し込んだりできるツールが使えます。

テキストの入力については、「テキストコメントを追加」と少し違う用途があります。


 

「テキストを入力」を使う

このテキストは塗りつぶしなしでフォントの変更不可、文字の大きさと色の設定のみ可能ですが、文字間隔の調整ができるので、PDFファイルへの日付の入力などにも便利です。


テキストを入力 ➔日付を入力し三点マークをクリックすると「文字の間隔」で文字間隔を調整する枠が表示されますので、書面に合わせて調整してください。


 

🌱 テキスト入力に使う2つのツールの違い


コメントの「テキストコメントを追加

フォントの変更ができる

文字のサイズ調整、色の変更が細かくできる

塗りつぶしのあり/なしを選択できる


入力と署名の「テキストを入力

フォントの変更ができない

文字の色/サイズの変更はできる

テキストの間隔が変更できる


 

その他ツールを使う

その他の「」「×」点や丸で囲むなども用途に合わせて使用してみてください。




| 「スタンプを追加」を使う


定型スタンプのほかに、電子印鑑(認印)の作成と押印ができます。ツールから「スタンプを追加」を選択してください。(スクロールすると下の方にあります)


スタンプ」をクリックすると、ダイナミック・標準・署名・電子印鑑からスタンプが選択できます。また、認印として活用できる電子印鑑を作成しておくとPDFに押印できます。


 

🌱 電子印鑑について -----------------------


作成&押印については、下記リンクより詳しくご紹介したマニュアルを参照ください。



 



| そのほかのツールを使う


「ハイライト」「下線」「取り消し線」「などいろいろな機能を使える


ハイライト表示:ハイライトする部分をマウスで選択、色の変更ができる

下線:下線を引く部分をマウスで選択、色の変更ができる

取り消し線:取り消したい部分をマウスで選択



長方形・丸・矢印や線付きテキストボックスなどの挿入もできる

一部ですが、用途の多そうなツールをご紹介します。


長方形:押印枠を作ったり、PDFの文字を覆うことができる(枠や塗りつぶしは設定可能)

 → 文字を覆い隠し「テキストコメントを追加」機能で必要なテキストを重ねて文書作成が可能

引き出し線付きテキストボックス:細かい部分を矢印で刺してコメントできる

:必要な部分を囲む、押印部にマークを付ける(文字はテキストコメントで追加)

手書き:手書きで描画できる

矢印、線などそのほかの機能も使ってみてください。




| PDFを保存または共有する


編集が完了したら、編集済みのPDFは別名で保存しましょう。

注意事項は、別名で保存したPDFファイルはまだ編集ができる状態のままという点です。

この編集済みPDF他の人へ共有する場合は、再度PDFにする必要があります。


保存したPDFを再度PDFにして編集ができないことを確認してから、共有しましょう。


 

いかがですか?長くなってしまいましたが、無料版でもちょっとした編集はできますので、ウェブからダウンロードした申込書や文書への記入もPDFのままで編集してみてください。




閲覧数:2,726回1件のコメント

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1 Comment


Unknown member
Oct 05, 2023

いつも活用させて頂いています。

どんどん分かりやすいマニュアルになってますね。

今後のマニュアルを楽しみにしています。😄

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